(出展:https://vudh.wordpress.com/2008/07/01/roastingcoffee/)
本日は、コーヒーカッピングセミナー、第三回でした。
これまでの2回では、概論的な話が中心。
コーヒーの奥深い世界の全体像をザクッと掴むことがテーマでした。
打って変わって今回は、テーマを絞ったカッピング。いよいよ本題に入ってきましたね。
今日のテーマは「焙煎度合いによる味の違い」について。
カッピングの際、コーヒーの味を決めるのは、コーヒー豆の産地と品種、乾燥方法、豆の新鮮さ、と、今回テーマとなった「焙煎度合い」だそうです。
同じ産地と品種、乾燥方法、新鮮さに絞り、焙煎度合いだけを変えた豆を5種類用意していただき…
いざ、飲み比べ!!
焙煎って、とても奥が深くて、仕上げる温度が1℃単位で調整されていること、ご存知でしたか?
その微妙な加減でも、味が見違えるほど変わるんですよね。。ほんとにびっくり。
焙煎度合いで変わる味は色々あるのですが、
特に印象的だったのは「甘み」でした。
「え?コーヒーって苦いものじゃないの?」
「酸味くらいならわかるけど…」
いえいえ、コーヒーの醍醐味は、「甘み」と言っても過言ではないかもしれません。
コーヒーの甘みは、「ユニークフレーバー」と言われたりします。
「その豆独特の風味」ということです。
苦味と酸味に比べて、「甘い」というのは、実際かなり感じにくいです。
でも、それを感じ始めたら最後、その面白さに虜になってしまうかも。笑
そのコーヒー豆独特の甘みを活かしながら酸味と苦味(あと、ボディ)のバランスをどう演出するのか…それを1℃単位で微調整していく…
焙煎には、そんな面白さがあるのかもしれないなぁと感じました。
ブラックコーヒーを飲んだ時の「甘み」。
この面白さは、カフェのマスターとして、伝えていかねば!と使命感を感じました。
さてー、次回はどんな学びがあるのでしょうか?
知らないことを学ぶことは、ほんとーーに面白い!!面白すぎる!!!