三十三歳
本日33歳になりました。
本日は、「西宮」の地名の由来ともなった「廣田神社」様に伺い、これから実習生としてお世話になるご挨拶を済ませました。誕生日の過ごし方として、特別なことをしようと意識したわけではなかったのですが、図らずも記憶に残る特別な1日となりました。
三十三歳の抱負は、「起業マインドを減じ、平凡を愛し、別格になる。」としました。
・起業マインドを減じる
ここまでの10年間、地域の中で何かを「始める」ということに重きをおき、またそれが自分の価値だと感じてきました。しかし、神職の資格を取得し、だんだんと私自身の地域や現代日本での役割が自分なりに見えてきつつあるため、「新しいことを始める」というよりは、「今気づけている役割に集中」していきたいと思います。
・平凡を愛する
子どもが生まれて、本日で半年が経ちました。その中で、「当たり前の日常のかけがえなさ」を日々実感しています。また、神道における祈りは、特別なことではなく、日常のルーティンとして存在しています。平凡とも言える何気ないことの積み重ねが何よりも大切にするべきことであり、また逆に、自分の中で「平凡なこと」と思えることが、他人にとっては特別なことであるというくらいに、器を広げたいと思っています。
・別格になる
品格を磨きたいと思っています。しかし、「格上になる」とは違います。既にあるヒエラルキーの中で上位を目指すのではなく、そのヒエラルキーには位置しない存在となることを、より意識的に狙っていきたいと思っています。
まだまだ人間として未熟な部分は多いですが、日々途方もない御縁に支えられてここまでの人生を歩んで来ることができました。
上手くいかなかったことも、恥ずかしい過去も、すべてに感謝して、日々を生きていこうと思います。