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塾長鍼灸師のあたまの中。

ここだけの話。

新たな人生のスタート。

 本日は、このようなよき日に、素晴らしい入校式を開催いただき、入学を許可されたことを深く感謝いたします。

 私はこれまでの3年間、篠山市という兵庫県中山間地域にて、地域おこし協力隊として、少子化・高齢化・人口減少・それらに伴う社会的サービスの低下が進む中山間地域の現状を目の当たりにしてきました。そこに暮らす人々の生活が豊かであるためには、これまでの保健医療サービスの仕組みをいかに転換していくかが喫緊の課題となっています。

 また、大学での研究では「急性疾患から慢性疾患へと、病気の種類が変わってきていること」や「その中で、未病治や体質改善などに強みを持つ東洋医学潜在的な需要が高まってきていること」を学び、また「鍼灸業界は供給過多の状態で、需要の掘り起こしや職域の拡大が必要であること」を知りました。

 これらの経験から、今後は中山間地域でこそ鍼灸師の必要性が高まるのではないか、と考えています。さらに言えば、保健医療介護福祉に関わる他業種の専門家と連携しながら、地域で複数の役割を持ち、「地域包括ケア構想」を牽引できる鍼灸師が求められてくる、と考えています。私はそれを「コミュニティ鍼灸師」と呼び、卒後、コミュニティ鍼灸師の第一人者として業界を牽引する存在になりたいです。

 最後に、本校の生徒として、我々新入生一同は、初心を忘れることなく、学生の本分を守り、鍼灸に関連する技術と知識を習得し、鍼灸業界が置かれている社会的立ち位置を現場に学び、人間性を高めるように努めます。

 平成29年4月1日

 新入生代表 神戸東洋医療学院 瀬戸 大喜