ファミリーヘルスの高め方

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結局日本のコロナ対策は、一定評価されるべきものなのでは?

明日で緊急事態宣言が解除されそうな雰囲気ですね。
どうやって社会が復帰していくのか?まだ予想が立たない日が続きますが、少しコロナも落ち着いたように感じています。みなさんはいかが考えていますか?
緊急事態宣言は1か月半。
阪神往来を制限してからは2か月。長かったような、振り返ると短かったような。
何を医療崩壊とするかは議論の余地がありそうですが、結局日本では「医療崩壊」は起きなかった?

外国の事例についてのネットニュースですが、こんなものも。
ロックダウンは必要なかった?「外出禁止は感染抑制と相関がない」と研究結果

大型イベント中止や学校休校等の対策での感染予防は一定効果が見られたようですが、「外出禁止」は、感染予防にはあまり効果がないかも、という話。

・感染とは、結局体内に入るウイルス量と免疫力のバランス。
・そもそも、外出をしなかったところで、宅配便なども考えると一切の外との交流を断つことや、ウィルスを一切家に入れないことは不可能。
→そう考えると、適度に外出して身体を動かし、ストレスを発散しながら日光を浴び、健康的な生活を送れた方が、
外出によって体内に入るウィルス量が多少増えたとしても、免疫力アップ効果の方が顕著に現れて、結果感染予防につながる、という仮説が立ちます。
(もちろん、正しい知識を持ちつつ感染リスクの高い場を避けた外出が前提ですが・・・)
 
ちょっと余談が過ぎましたが、結局、日本では海外に比べると感染者数そのものや感染増加のスピードは遅く、数ある対策の中で何が効果が高かったのかは不明だとしても、「対策の何かしらは一定の効果があった」という評価があってもいいのかなと感じています。

また、経済対策についても、個人事業主(100万)や中小企業(200万)への持続化給付金(僕も会社で申請しました)や、労働者を守る雇用調整金などの対策もあり、印象論ではありますがひとまず現時点では、「今飯を食うことに困る」という人は見かけていないです。

失業や不況となると自殺の話と繋がりますが、3月の話ですが、自殺者が少なかったというニュースも。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20200411-00172624/
(そもそも、自殺の原因は経済的困窮というよりも、その他の要因も含め、プライド・自尊心・立場が傷つけられた場合に自殺に陥るケースが多い印象ではありますが)
(先週の議論では、「立ち行かなくて困る」という人よりもむしろ、もともとしんどかった人にとって「みんな休んでることで救われる気持ち」が大きいのではという話も出てましたね)
(自殺者については、むしろ「休み明け」の方が増えるという予想も、今日ありました)

これらの話から、感染対策・経済対策とも一定評価できる動きを、日本はしてきたのでは?と。
「良い事はニュースにならない」というメディアの原理によって我々もネガティブバイアスを受けやすいですが、
「俺たち、物理的にはバラバラだったけど、みんなで気持ちを一つにして、よく頑張れたんじゃないの?」という前向きな意見があってもいいんじゃないかなーと。

その気持ちや成功体験が、来るかもと言われる「第2波」への精神的・物理的備えになっていくのかなーと感じました。