将来坊さんになりたいと考えている僕には嬉しいことに、
最近「こんなことで悩んでるねん…」という相談を受けることが増えてきたように思う。
否、人の悩みというものに対するアンテナを高く伸ばして、拾い上げているからかもしれない。
相談の内容としては、
「身体」「教育」はもちろん、
「キャリア」「起業」「恋愛」「家族」「医療」「ビジネス」「人間関係」など、
ジャンルは多岐に渡る。
「せっかく相談に乗っているのに、ノウハウが蓄積していかないのがもったいないなぁ…」という想いから、
”坊さんスキル”を高めていくための仕組みとして、
最近「駆け込み寺相談カルテ」を書くようになった。
カルテは、将来鍼灸師になったとしても書くべきものであるし、
今からカルテを書く習慣が身についていたら実践に役立つだろうという確信があった。
書き溜めている内容としては、日時・場所・名前・ジャンルはもちろんのこと
Subjective=主訴(相談者からの直接の訴え)
Objective=客観(相談者の訴え以外の客観的な情報)
Assessment=評価(SとOを統合して見えてくるもの)
Plan=計画(Aを踏まえた返答・処置・対応の計画)
相談を思い返しながら、相談内容を敢えてこの4項目に分けて捉えるようにしている。
それは、自分の認識装置を研ぎ澄ますことに他ならない。
カルテに記入していると、自分が収集した情報の偏りや抜けによく気付く。
すると、次にどういった情報を収集すべきかの方針が立てやすい。
それに慣れてくると、次は相談の最中に抜け漏れが見えてくるようになる。
SとOを切り分けながら情報をアセスメントし、プランニングするという思考回路を鍛え、その上で相談に乗っている最中の思考の軌跡を情報として蓄積できれば、
僕はあらゆるジャンルにおいて相談に乗れ、そして悩みを解決する人間になれるんじゃないかなーと感じている。
「あなたのやりたいを叶える鍼灸師」←身体・医療
「あなたのやりたいを叶える塾長」←教育・キャリア
「あなたのやりたいを叶える坊さん」←その他(起業・恋愛・家族・医療・ビジネス・人間関係)
相関図で言えば、坊さんが鍼灸師も塾長も覆っているわけなんだけど。
まぁ見た目が違うだけで。
全ての瞬間、瀬戸大喜なわけですから。
どこにお金を支払ってもらうか、によって違うだけですね。
身体の痛みを取ってもらっているようで実は、それ以外の悩みが解決しちゃってる、みたいな。
僕は、「苦しんでるんだけど、これ、何なのか正体さっぱりわからないんですよね。。。」
ってゆー悩みを紐解いていくのが一番好き。
ジャンルが定まれば、それはもう悩みじゃなくて、課題になっているだろうから。
そうなれば次は僕ではなく、各方面の専門家の出番だろうから。
だから、この先、僕に何か話をする人は気を付けてください。
きっと分析されていますよ。笑
ただし、その動機は、「面白い!」ってゆー無色透明な好奇心であり、
とても誠実に、「あなたの悩みを解決したい」
もっと言えば「気持ちよく最高の日々を送る人を一人でも増やしたい」
そう願っているところにありますので、ご安心を。笑
そして、そのカルテの内容は誰にも見せたり公開したりしないので、ね。