「地域の中で発病する」ということが自分事になって、
確信に変わった想いがある。
それは、「ただ、友だちになればいい。」ということ。
医療者同士も。住民と医療者も。
ただ、医療を提供する以外の場で出会いがあって、
「顔と名前はわかっている」とか
「何回か見たことある」とか。
あるいは「この人はこれからしていきたいことに共感している」とか。
その程度の人間関係って、多分ありふれていると思うんだけど、
その程度の「友だち」でいいんよね。
それだけで、今回すぐに整体師さんに診てもらえたし、
「初めてだけど、入院しよう」という決断がスムースにできたし、
もし整体師さんが病院と繋がっていたら、診断とかもう少しスムースだったかもしれないし、
関わり方の一つひとつも変わってくるやろうし、
患者からの理不尽な文句も減ることが予想されるし、
それに対して病院がビクビクして石橋を叩きまくる制度を持つ必要もなくなるやろうに…
その分断的なリスクヘッジにコストを割きながら「地域密着」とか言うくらいなら、
分断するのをやめて、年に何回かオープンな飲み会でも開いた方が、
安くて早くて済むと思うけどなぁ…
少なくとも自分は、将来の医療者としても、地域社会に生きる住民としても、
医療者に友だちを多く持とうと強く思った。