経絡経穴概論
僕は、昔から肩もみをするのが好きで、得意でした。
みんな、僕の肩もみで「気持ちいいなぁ。」と言ってくれました。
なので、これまでたくさんの人の肩を揉んできました。
その中で、肩を押す感覚から「この人の気持ちいいポイントがわかる」
という能力が養われてきたように感じています。
さて、1年生の授業の中で「経絡経穴概論」という授業があります。
その中では、ツボの位置を座学で学びながら、
クラスメート同士で身体を触り合い、実際に取穴(ツボを取る)します。
フェザータッチで触っていると、
「ちょうどツボの上に”指が止まる”ような感覚がありますよ。」
という形で、先生は説明してくれるのですが、
それがなかなか難しい。わかるようなわからないような…
これまでの僕が持っていた「気持ちいいポイントがわかる」という感覚を
授業の中でしっかりとした理論の中に置き換えながら、
プロとしての感覚を身につけなければならないぞ、と感じた授業でした。