「助けて」と言えない。言いたい。
僕には、仕様のないプライドがあって、「助けて」と言えない人間だった。弱音を吐けない人間だった。吐きたくもないんだけれど、「吐きたくない」と「吐けない」は違う。僕は後者だった。相手の顔色を見て。「こんなこと聞きたくないだろうな」とか思って。
これまでは、「だからこそ、仕事全部引き受けてやろう。」と考えてきたが、それも限界が来た。
もう無理だ。やる気が出ない。
頭の中であーだこーだ自分に言い訳をしても、理屈をこねくり回しても、ダメだった。
「助けて」と言おう。
そう決めただけで、気持ちが楽になった。
僕の周りには、実際に助けてくれる人、励ましてくれる人。今日だけでも沢山いた。幸せだった。
これまで強がっていてごめんなさい。
助けてほしいです。色々と。