お寺とは何をする場所なのか。
京都に育った身からすると、
お寺って身近にあって、
なんかちょっと時間があった時に
「お参りしよか。」の場所やった。
なんかわからんのやけど、
そこで出逢った事にご縁を感じて
挨拶をして、近況報告をして。
「いつもありがとうございます。」って
いう場所やった。
それもまぁ、一つの正解なんかもしれへんなぁ。
この間、初めて会う坊さんとがっつり
お話させていただく機会を得て
これまでよりも深く「寺とは何か」
をお訊きした。
そこには色んなイメージが出てきたけど、
特に印象深かったのは
「寺とは、身内や自分の死と向き合う場所。」
「だからこそ、生き方や命そのものと向き合う場所。」
というような話だった。
なんとなく「葬式をしてくれる場所」「お墓がある場所」とは思ってたけど。
そっか。自分や誰かが亡くなる前から、通い、死を受け止める準備をする場所やったんやなぁ。
そんな「今まさにホットに考えていた、僕に必要な場所」が、全国各地、身近に存在してたなんて。