塾長鍼灸師のあたまの中。

ここだけの話。

疾病構造の変化と、鍼灸。

日本は、豊かな国だ。

 

生活環境(衛生面・栄養面など)が今ほどに整備されていなかったころ、
病気と言えば、結核を代表に感染症などの「急性疾患」が問題だった。


急性疾患は、激しい症状を伴う。発熱や嘔吐、その他苦しみや痛みのことを症状という。
下手をすればその症状で命を落としてしまうこともある。

だからこそ、早くその症状を抑え、症状が出ている原因を叩く手術や薬が必要だった。

 

今でも、急性疾患は一定問題になる。

しかし、現在、日本は豊かな国だ。
生活環境が整備された。

 

その中で、社会的に問題視されているのは、急性疾患に変わり、「慢性疾患」へと変わっていった。

 

ちょっと前、「生活習慣病」と言われた病気たち。
もしくは、病気になる手前「不定愁訴」や「心の病気」。
原因不明の症状。
腰痛、肩こり、アトピー、花粉症、肥満・・・・・・・・・・・

 

これらはどちらかと言えば、「慢性疾患」に分類されるものだと思う。

 

鍼灸は、病気を素早く叩くことに強みのある医療じゃない。
だけど、「体質を分析し、改善する。」「免疫力を上げる」「痛みを取る」
この辺りに強みがあって、病気と診断されなくても施術することができる。

 

慢性疾患の時代に、鍼灸師が活躍しなくて、どうやって人は幸せに生きようか?