ファミリーヘルスの高め方

家族・健康・教育・生き方

主観的健康と客観的健康は、別物だと思う。

健康と病気との関係は、1軸上で対極として捉えられることが多いように思うが、僕はそんなに簡単な関係ではないと思う。

これは、客観的な健康だけを捉えるための概念ではないかな。

 

こんなイメージをしてみた。

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x軸上に、従来通り、客観的な健康度合い。マイナスの極に「病気」プラスの極に「客観的健康」が来る。

そして。y軸上に主観的な健康度合いを置いてみる。マイナス極に「痛い。」「気持ち悪い。」「健康じゃない感じがする。」プラス極に「何不自由ない。」「気持ちいい。」「元気である。」を置く。

すると、それぞれの象限に、ちゃんと人が当てはまっていく気がした。

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第一象限=自分は健康だと感じていて、数値上問題ない人。=理想的健康。

第二象限=自分では健康だと感じているが、数値上問題がある人。=持病とうまく付き合っている?

第三象限=自分で不健康と感じていて、数値上問題がある人。=医者にかかるべき人。

第四象限=自分では不健康だと感じているが、数値上問題ない人。=未病状態。

 

描いてみた印象、右に行くと、上に昇る可能性が高くなる。左に行くと、下に落ちるリスクが高くなる。上に昇ることは、幸せになる感じがする。下にいる人は不幸そうだ。

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この図を描いてみてわかったこと。

・治療行為は、右を目指している。つまり、健康を崩すリスクを減らすことはできる。だから上に昇りやすくなるんだけど、それはすなわち幸せになることではなく、「幸せになる可能性を増やす」ことに過ぎない。

・客観的にどうであれ、「自分は健康だ。」と感じている人は、幸せそうな気がするので、ここを目指したい。

 

ここで、また新たな疑問に出会う。

「健康だと思っている」と「健康だと感じている」は同じなのか、違うのか?

主観的な健康の中にも、色々な種類がありそうな気がした。