塾長鍼灸師のあたまの中。

ここだけの話。

2017-08-06から1日間の記事一覧

入院日記⑩ ペンと一冊のノートさえあれば。

怪我をして、無力で、凹んでいる自分がいる一方で医療者の卵として、はたまた医療社会学の本を読んでいた学生として「入院」という体験の中で感じることの密度はかなり高かった。 その意味で、今回は本当にいい経験をさせてもらっている。「転んでもただでは…

入院日記⑨ 看病は必要。

「うん、うん…まぁ大丈夫やと思うよ、来んでも。家から遠いしなぁ。」 心配する親をなだめていた入院決定直後。 それでも、手続きのサポートやら、着替えや日用品が必要なことが判明し、結局母親に来てもらうことになった。 するとまぁ、なんだろう。「痒い…

入院日記⑧ 強制的無力状態の、要・不要。

何かの本の中で 「病院の持つ機能の一つとして、"社会からの隔絶"がある。」という記述を見たことがあった。 学校のテストや授業を休み、仕事を休み、迷惑をかけてしまった人に連絡をする中で感じるのは 「入院している」というカードの強さ。 「ぎっくり腰…

入院日記⑦ 能力を獲得する喜び

自力で何もできないというのは、不安であった。 起きられない。物が取れない。食べられない。 トイレに行けない。 ここまで来ると「放っておかれると死ぬ」って思うわけで助けを乞うしかなくなる。 そんな中で、やはりどうしてもトイレに行きたくなって「最…