「受験に間に合うでしょうか?」
この質問に、僕は「きっと大丈夫ですよ。」と答えました。
もちろん、誠実に客観的に事実だけを答えようとすれば、その答えは「何とも言えません。」です。
でも、僕は「僕の覚悟を問われているんだな」と直感しました。
僕は、これまでの寺子屋での経験と、覚悟を持って「きっと大丈夫ですよ。」と答えました。
子どもを育てる覚悟を持っているのか?
それは、見た目にはわかりにくいものです。
でも、そういった場面場面の一言に、普段からの生き様が現れてくるものだと思います。
親御さんはきっと、初めて出会う講師たちを前に、ある種の「値踏み」をされていたんだと思います。
当然ですよね、可愛い我が子を預けられるかどうか、判断しなければいけないわけですから。
子どもだって、実は人を見る目を持ってるんです。子どもこそ、その嗅覚はかなり鋭い。
そんな子どもの前に立った上で、僕は「人生はおもしろい」だとか、「僕にはたくさんの夢がある」だとか、「子ども達が希望を持てる社会を創る」とか、「ここに生まれてよかったと、言ってもらう為に寺子屋を続けている」とか、そんな綺麗事を言ってるわけです。
僕は子どもや親御さんの前で、中身ある重たい一言を発することができ、そして信頼関係を築くために、正直に誠実に生きようと普段から心掛けています。
寺子屋は営業活動をほとんどしてきませんでしたが、その日常の一つ一つの選択によって、人間としての深みをつくることが、僕にとっての営業活動なのかもしれません。
本日の体験会は、14名のお子さんと、5名の親御さんに来ていただきました。
その内、ほとんどの方とは初対面でした。
ささやま寺子屋塾は、地域から信頼されてきたんだなぁと嬉しく感じると共に、その心地よい責任感を感じた時間でした。
これから親御さんからのアンケートを集計しますが、このリアクション。新教室開講のお知らせができる日は近いかもしれません。